世界幸福度調査で常に上位にランクインしているデンマーク。北欧らしい美しい景観やインテリアに象徴される素敵なライフスタイルに、憧れを持つ方も多いでしょう。デンマークは国として経済成長しながら国民がプライベートを楽しんで生活できている国であり、近年は多くの国がデンマークの「生活の質の高さ」に注目しています。
この記事では、デンマークの幸福度が高い理由の一つ、彼らが大事にしている「ヒュッゲ」という概念に触れながら、心地よい空間づくりやインテリアについても解説します。
目次
ヒュッゲとは?
ヒュッゲ(Hygge)とはデンマーク語で、日本語では直訳に適する言葉がなく「快適さ」「居心地のよさ」と表現されることが多いでしょう。意訳すると「リラックスして自分らしく過ごせる時間」のこと。例えば、家族や親友と食事やお茶を楽しむ時間であったり、暖炉の前でゆったりと過ごしたりするひとときがヒュッゲにあたります。
いわば精神的な豊かさを重視する考え方がヒュッゲ、自分の個性を表現することがヒュッゲを作り上げるポイントです。ボーコンセプトでは、家具の販売を通じて北欧の暮らしから生まれた「私らしさを追求するライフスタイル(ヒュッゲ)」の実現をお手伝いしています。
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デンマーク人の幸福感の高さ
デンマークは冬の厳しい寒さという環境がありながら、国民の幸福度がとても高い国です。ここではデンマーク人の幸福度が高い背景を説明します。
デンマークの環境
デンマークは高緯度に位置しているため冬が長く、11月から3月までが冬季となります。冬の日照時間は極端に短く、約6時間です。午前9時に日が昇り午後3時には日が沈んでしまいます。
寒い時期が長く、冬季の日照時間が短いデンマークでは、年間をとおして部屋で過ごす時間が増えます。そしてこの環境こそがデンマークの人たちの住環境へのこだわり、洗練されたライフスタイルを生み出しました。
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世界幸福度ランキングの結果
2023年の世界幸福度ランキングでデンマークは2位となっています。厳しい自然環境にもかかわらず、国民全体の幸福感は常に世界で上位です。
その理由として、高税率ながらも社会福祉が充実していることがよくあげられます。また、デンマーク人が精神的な豊かさを重視しており個々がヒュッゲを確立していること、自ら暮らしを楽しもうとする姿勢を持っていることが幸福度に大きく影響しているといわれています。
参考資料:世界の幸福度ランキング
ヒュッゲを実現する心地よい空間作り3つのポイント
デンマーク人のライフスタイルにおいて重要なヒュッゲ。自宅でくつろいで過ごしたり、友人を招いて気軽なパーティーを開いたりといったヒュッゲを作るために、重要なのが家具選びです。
ここでは、北欧スタイルと呼ばれるデンマークインテリアの特徴と、シンプルで暖かみを感じられる空間作りのポイントをご紹介します。
ポイント①:気に入ったインテリアで揃えられた空間
長く愛用できるお気に入りの家具を揃えると、自分好みの空間を作りあげることができます。気に入った家具に合わせて食器や小物を自分のセンスで選ぶことも、ヒュッゲを取り入れたライフスタイルのポイントです。
現在の日本では、家具を購入する際にさまざまなショップがあります。リーズナブルな価格帯のブランドから高級ブランドまで幅広く展開しているので、年代を問わず誰もが自分なりのヒュッゲを作りあげることができる環境です。
ボーコンセプトは、その中で「アフォーダブル・ラグジュアリー」というブランド帯の家具を提供しています。高級感を保ちつつも手の届くラグジュアリーブランドという位置づけであり、多くの人が生活のクオリティを高めるアイテムを選べる最適なメーカーだといえるでしょう。
関連記事:ボーコンセプトについて|ボーコンセプト・ジャパン採用サイト
ポイント②:親しい相手と大切な時間を楽しめる空間
友人を自宅に招いてお茶やケーキを楽しんだりするホームパーティーを、北欧では「FIKA(フィーカ)」と呼びます。デンマークの人たちも季節を問わずに友人を自宅に招く文化があります。
自分の好みのソファ、テーブル、サイドテーブル、キャンドルなどで演出した部屋には個性が表れるため、フィーカを通じてお互いの理解はより深まりコミュニケーションが円滑になるでしょう。
ポイント③:読書を楽しめる空間
コーヒーを飲みながらお気に入りの空間で読書をする。ヒュッゲを楽しむ典型例です。家にいる時間が長くなりがちだからこそ、気に入った椅子や小物を揃えて自分だけのリラックスできる読書空間を作るのがポイントです。
一緒に働く仲間を募集しています。
ヒュッゲを演出するインテリア
自分がリラックスできる空間づくりには、大きい家具や照明が特にポイントとなります。
ここでは、ボーコンセプトが扱うヒュッゲを演出するインテリアをご紹介します。
テーブル
テーブルは部屋の印象を決めるポイントです。ボーコンセプトでは、伸長式ダイニングテーブル、コーヒーテーブル、アウトドアテーブルなど多彩なデザイン、カラー、サイズのテーブルを幅広く取り揃えているため、好みや用途に応じて自在に選ぶことができます。お客様のパーソナルカラーで選んでいただくことも可能です。
参考資料:BoConceptのデザインでhyggeなお部屋づくり
ソファ
ソファは、使う目的や家族の人数に合わせて選ぶことがポイントです。テーブルと同じくらい部屋の印象に影響を与えます。ボーコンセプトでは2人掛けの小型ソファから4人掛けの大型なものまで「ヒュッゲな心地よさを味わえるソファ」を揃えており、お客様へさまざまなご提案が可能となっています。
参考資料:ボーコンセプト|小型・2人掛けソファ、ボーコンセプト|大型・4人掛けソファ
チェア
美しいカーブを描く機能性の高いチェアは、空間づくりに必須のアイテムです。例えば「スワンチェア」や「エッグチェア」はデンマーク・モダンのスタイルとして知られています。また、ハンス・J・ウェグナーの「ピーコックチェア」は、孔雀が羽を広げたような美しいフォルムが空間を華やかにする魅力があり、世界的に人気です。
照明器具
照明器具も室内の雰囲気を演出するインテリアです。部屋のイメージにあうデザインの照明器具をセレクトし光の色合いを自分好みに整えることで、心地よいヒュッゲな空間を作り上げることができます。
例えば、ルイスポールセンの照明「PH5」やアルテック「ビーハイブ」は、シンプルでありながら機能性を備えた美しいフォルムで、部屋を心地よい雰囲気にする光を発します。
キャンドル
デンマークでは食卓やリビング、寝室など室内のいろいろな場所でキャンドルを用いる習慣があります。キャンドルの炎には穏やかな温かみがあり、ヒュッゲを作るのに欠かせない大切なアイテムです。
実はデンマークにおけるキャンドルの消費量は世界一。年間1人当たりのキャンドル消費量は6kgにものぼります。ヒュッゲを作るためにいかにキャンドルが重要かわかる数字です。
まとめ
北欧インテリアは世界中から愛されていますが、その人気の核心がヒュッゲだと言って良いでしょう。
快適さと居心地の良さを追求するヒュッゲの概念は、家具選びから照明、キャンドルの使用に至るまで、私たちの生活に新しい視点を提供します。それは単なるインテリアのスタイルではなく、人々の幸福感と深く結びついているライフスタイルの哲学です。
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採用インフォメーション
ボーコンセプトではデンマーク家具の販売を通じて、お客様の自宅の空間づくり、理想のライフスタイルの実現をお手伝しています。ボーコンセプトのショップでの接客は、単なる販売にとどまりません。お客様のニーズに対応したコンサルティングセールスです。
好きなデザインやカラーや理想の暮らし方をうかがい、一人ひとりのお客様にぴったりなヒュッゲを演出する家具選びを提案することがスタッフに求められる役割です。幅広い知識が必要になるため大変なこともありますが、喜んでいただけることが多いので大きなやりがいや充実感を感じることができるでしょう。
仕事をとおして成長できることはもちろん、自分自身のライフスタイルを素敵にしていくセンスも身につきます。ボーコンセプトでの仕事内容、働き方のイメージにご興味ある方は、ぜひ以下の関連記事もご覧ください。
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