インテリア業界は、明るくおしゃれなイメージがあり「好き」を仕事にできる点も魅力なので転職したいと考える方も多いのではないでしょうか?ただし、どの業界にも必要なスキルや適性があるので、誰もが簡単にインテリア業界へ転職できるわけではありません。憧れの業界にチャレンジするためには、事前のリサーチがポイントです。
この記事では、インテリア業界へ転職したい方に向けてインテリア業界の代表的な職種や向いている人の特徴、必要なスキルを解説します。最後まで読めばインテリア業界への理解が深まり、新たなチャレンジに前向きになれるでしょう。
目次
インテリア業界とは、家具やキッチン、カーテン、照明、アクセサリーなど生活に関連する商材を取り扱っている業界です。商材は非常に幅広く、それぞれの領域が専門性に富んでいます。
企業規模もグローバルに展開する大手企業から中小のメーカー、ショップまでさまざまです。どちらかというと小売業は大手が多く、家具メーカーには中小が多い傾向があります。中小家具メーカーといっても、デザイン性や素材、伝統などに強みを持つオリジナリティあふれる企業が多数存在しています。
インテリア業界の概要や主要な企業の詳細については、こちらの記事をご参照ください。
関連記事:インテリア業界の最新動向を解説!市場規模や企業を紹介
インテリア業界に向いている人の特徴
インテリア業界に向いている人の特徴は何といっても「インテリアが好き」という気持ちを持っていることであり、必須条件となります。また、インテリア業界はお洒落な商品を扱うことが多いものの、インテリアは生活上の問題を解決する面ももっているため、クライアントの声に耳を傾ける姿勢が重要です。
例えば、販売スタッフなら丁寧なヒアリングをおこない、柔軟に提案する能力や改善したほうがよいポイントを的確に指摘できるコミュニケーションスキルが求められます。
インテリア業界への転職に役立つスキル
インテリア業界への転職に役立つスキルを3点ご紹介します。
インテリアに関連する知識
インテリア業界の商品には、ソファやベッドなどの家具・カーテン・小物などの生活雑貨、キッチン・バスルームなどの住宅設備があります。自分が扱いたい商品の知識や専門用語を理解しておくことが大切です。インテリアコーディネートの知識を持っていることも強みになりますので、講座や資格取得を通じて学んでいると評価が高くなるでしょう。
接客スキル
インテリア業界の募集で最も多いのは販売職です。好印象を与えるコミュニケーションスキルや的確なコーディネートを提案する力は、接客するうえで重要なポイントとなります。経験した業界を問わず接客・販売・営業経験は高く評価されるので、面接時のアピール材料になるでしょう。
関連記事:コミュニケーション能力を高めるトレーニングとは?外国人向けの接客ポイントも解説
ITリテラシー
インテリア業界では、SNSを通じて商品のプロモーションをおこなうケースが増えています。ネット広告を利用する機会も多いので、マーケティングや広告宣伝などの仕事であれば、SNSや広告運用などのITリテラシーがあることが望ましいでしょう。
一緒に働く仲間を募集しています。
インテリア業界における代表的な職種
インテリア業界の代表的な職種をご紹介します。
インテリアコーディネーター・インテリアデザイナー
どちらもクライアントの要望に合わせて、空間コーディネートをおこなう仕事です。インテリアコーディネーターは、既存のインテリアをコーディネートして実現したいライフスタイルを具現化する仕事です。
一方、インテリアデザイナーはゼロから建物内部の全体または一部の空間デザインを構築する仕事です。インテリアデザイナーのほうが仕事は幅広く、ときには家具や什器、照明、建物自体の設計まで含むこともあります。
関連記事:空間デザインとは?仕事内容や資格、求められるスキルを紹介
関連記事:インテリアコーディネーター資格の難易度は?他資格との難易度の違いも紹介
インテリアスタイリスト
インテリアコーディネーターのように、クライアントの実現したいイメージに合わせて家具や小物などのインテリアを選びデザインする仕事です。ただ、インテリアコーディネーターよりも活躍の幅が広く、雑誌やテレビの現場、商業施設、店舗、個人住宅など多岐にわたります。
商業施設や店舗ならデザイン性だけでなくマーケティングまで考慮し、個人住宅の場合なら生活導線を理解したうえで、顧客の望む空間デザインを提案します。空間すべてをデザインする場合と、アートの配置など一部のみスタイリングする場合があります。
関連記事:インテリアスタイリストになる方法とは?仕事内容や必要なスキルを解説
インテリアプランナー
インテリア空間のデザインを、デザイン面だけでなく、建物の安全面や防災という観点から設計する仕事です。建築物の設計や設備、構造に関する理解も必要なため、建築士の有資格者が担っているケースが一般的です。
企画・バイヤー
商品企画や開発、仕入れを担当します。トレンドや顧客ニーズを把握して、店舗の販売に反映させる仕事なので、販売経験やマーケティングデータの分析スキルが必要です。自社での販売経験が豊富な人か、他社でバイヤー経験を積んだ人でないと難しいため、未経験者向け募集はほとんどありません。
接客スタッフ
ショップやショールームで販売を担当します。仕事を通じてインテリアの知識を深め接客スキルを向上させることができるので、未経験でもチャレンジしやすい仕事です。顧客と直接触れ合うため、ニーズやトレンドの変化などを体感でき、感性も磨かれていきます。インテリア業界で働くうえで核となるスキルを高めることができる仕事です。
マーケティング
マーケティングの重要な仕事のひとつは市場調査や販売データを分析し消費者の動向を把握することです。このデータを踏まえて、商品企画や仕入れ、販売促進の方向性が決まります。また、ホームページやSNSを通じて情報発信をおこない、消費者に直接リーチする仕事もあります。
マーケティングという部署がない場合は販売促進や宣伝部門などがその役割を担っていることが一般的です。売上げを左右する重要なポジションなので、インテリア業界のマーケティングは、インテリアの知識や実務経験がないと採用されるのが難しいのが実態です。
未経験でもインテリア業界に転職できるのか?
インテリア業界は未経験でも転職しやすい業界のひとつです。販売職なら未経験者歓迎の求人が多く出ていますし、インテリアコーディネーターなどの求人にも、入社して働きながらスキルを身につけられるケースがあります。未経験者でも下積み期間を経ればプロとして活躍できる可能性がある業界だといえるでしょう。
とはいえ人気業界なので、未経験者であればインテリア関連の資格を取得しておくと、採用面接時に有効なアピール材料とできるでしょう。
まとめ
インテリアが好きな方にとって、インテリア業界への転職はひとつの憧れかもしれません。インテリア業界は一見ハードルが高そうなイメージがありますが、接客や販売であれば未経験者でも転職のチャンスはかなりあります。そこからキャリアを広げることもできるでしょう。インテリア業界経験者であれば、さらに多くのチャンスがあるはずです。
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