「転職しても、労働時間がさらに増えるだけかも...」
そんな不安を抱えながら、今の働き方に疑問を感じていませんか?
前職で培った接客スキルや美的センスを活かしながら、もっと充実したキャリアを築きたいと考えている方は多いと思います。インテリアコーディネーターなら、あなたの経験を活かしながら、長期的なキャリア成長も期待できる仕事です。
本記事では、実際の1日の流れから具体的なキャリアパス、年収の変化まで、転職を検討する上で知っておきたい情報を詳しく解説します。最後にインテリアコーディネーターへ転職するときのポイントも解説しているのでぜひご覧ください。

目次
インテリアコーディネーターの役割と求められるスキル
インテリアコーディネーターは、お客様のライフスタイルや要望を理解し、最適な空間づくりを提案する専門職です。単に家具を選ぶだけでなく、お客様の暮らし方や価値観を深く理解し、長く愛用していただける空間をトータルでコーディネートします。
求められるスキルは下記の通りです。
・コミュニケーション能力
・色彩感覚
・空間把握能力
・トレンドに対する感度
これらは日々の業務を通じて磨くことができるため、未経験からでも十分に成長できる職種といえるでしょう。
インテリアコーディネーターの1日の流れ
実際のインテリアコーディネーターがどのような1日を過ごしているのか、ここではボーコンセプトの1日の流れを例に、ご紹介します。
10:30~11:00 | メールチェック |
11:00~12:00 | 店舗オープン・来客応対 |
13:00~15:00 | お客様のご自宅訪問 |
15:30~17:00 | 資料作成 |
17:00~19:00 | 来客応対 |
19:00~19:30 | 閉店作業 |
メールチェック(10:30-11:00)
まず下記をメールチェックして1日が始まります。
- 来店予約の確認
- お客様からの問い合わせ対応
- メーカーからの納期連絡
- 商品サンプルやカタログ
お客様への提案に必要な資料が揃っているかをチェックし、不足があれば早急に手配を行います。
店舗オープン・来客応対(11:00-12:00)
ショールームがオープンしたら、来店されるお客様への接客対応の時間です。初回来店のお客様には、まずライフスタイルや好みをじっくりとヒアリングし、要望に合ったインテリアスタイルを提案します。
商品の良さを伝える技術やお客様との信頼関係構築は前職の経験が生きる業務でしょう。
お客様のご自宅訪問(13:00-15:00)
ランチ時間を挟んで、午後は、実際のお住まいを訪問してコーディネート提案を行います。図面や写真だけでは分からない、実際の光の入り方、天井の高さ、周囲の環境を確認し、最適なレイアウトを検討します。
実際の訪問の様子は下記でご覧いただけます。
【自宅公開】本気を出してインテリア総入れ替えしました(ルームツアー)
資料作成(15:30-17:00)
午前中の打ち合わせや訪問の内容を基に、お客様専用の提案資料を作成します。
この作業では、作成ツールを使用しますが、操作方法は研修でしっかりと学べるため、未経験でも安心です。お客様の要望を形にしていく創造的な作業で、やりがいを感じる場面でもあります。
来客応対(17:00-19:00)
夕方以降は、平日働いているお客様が多く来店される時間帯です。限られた時間の中で、お客様の要望を正確に把握し、効率的な提案を行うことが求められます。
この時間帯は特に集中力が必要ですが、お客様にとって貴重な時間をいただいているという意識を持って、丁寧な接客を心がけます。一人ひとりのお客様に寄り添った提案ができるよう、最後まで丁寧かつ真摯に対応します。
クローズ(19:00-19:30)
閉店時間になったら、翌日の準備と店舗の整理整頓を行います。ショールームの商品配置の確認、照明や空調の調整、翌日使用する資料の準備などを行い、1日の業務を終了します。
ボーコンセプトでは、残業時間は月平均23時間程度と、ワークライフバランスを保ちながら働ける環境が整っています。プライベートの時間も大切にしながら、充実した職業生活を送ることができるでしょう。
インテリアコーディネーターのキャリアパスと年収
インテリアコーディネーターのキャリアパスは多様で、年齢とともに着実な年収アップが期待できます。インテリアコーディネーターの平均年収は500万円で、年齢の上昇にしたがって、年収も上がり、55~59歳で684万円といわれています。また年収アップを目指し、別の仕事にステップアップする人も少なくありません。
なお、ボーコンセプトは、インテリアコーディネーターが正当に評価される会社です。実力次第で年収1000万円も実現できます。頑張った分だけしっかりと評価される環境で、モチベーション高く働き続けることができるでしょう。
インテリアコーディネーターからキャリアアップする方法
インテリアコーディネーターとしての経験を積んだ後は、専門性の高い職種にチャレンジするというキャリアパスがあります。
・インテリアプランナーになる
・インテリアデザイナーになる
インテリアプランナーになる
インテリアプランナーになると、内装だけでなく建物の設備など、建築に関わる部分も含めた空間とインテリアをトータルで提案し作ることができます。より大規模なプロジェクトに関わり、建築士や設計士との協働も増えていきます。
このポジションでは、CADスキルや建築知識がより重要になりますが、段階的にスキルアップしていけば十分到達可能です。
インテリアデザイナーになる
インテリアデザイナーは壁紙や床など、ゼロベースの空間から提案できるようになります。
おしゃれな空間を作るだけでなく、機能性も重要視される業務です。またインテリアも、既製品ではなく空間に合わせたオリジナルデザインを提案するケースもあります。
インテリアコーディネーターへ転職するときのポイント
インテリアコーディネーターへ転職するときのポイントは2つあります。
・数年後のキャリアプランをたてておく
・多彩なキャリアパスがある企業を選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
数年後のキャリアプランをたてておく
数年後のキャリアプランをたてましょう。
インテリアコーディネーターは将来進む道に多くの可能性があるぶん、しっかりと自分の適性や進みたい方向を決めておく必要があります。
まずはインテリアコーディネーターの仕事内容を把握して、半年や1年ではなく、3年・5年といった中長期的な期間を見据えたキャリアプランを立てましょう。専門性を高めたいのか、マネジメントに興味があるのか、将来的に独立を考えているのかによって、選ぶべき企業や身につけるべきスキルも変わってきます。
多彩なキャリアパスがある企業を選ぶ
販売だけでなく、法人営業や管理職に進む道もあるような企業を選ぶことが重要です。販売スタッフから女性管理職へキャリアアップできる制度など、店長以外のステップアップが用意されている企業なら、今あるスキルで活躍の幅を広げるチャンスがあります。
ボーコンセプトでは、販売からスタートして、ストアマネージャー、法人事業部門など、多様なキャリアパスを用意しています。また、65か国に展開するグローバル企業として、海外研修の機会もあり、国際的な視野を身につけることもできます。
まとめ
インテリアコーディネーターは、長期的なキャリア成長も期待できる魅力的な職種です。1日の流れも規則正しく、ワークライフバランスを保ちながら専門性を高めていくことができます。
年収面でも、経験を積むにつれて着実にアップし、将来的には専門性を活かした高収入ポジションへの道も開かれています。
「転職したいけれどどんなキャリアパスを描けばいいのか分からない」という不安から抜け出しませんか?
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