【2023年版】インテリアのトレンドカラーは？トレンドを取り入れるポイントも紹介

2023年のインテリアのトレンドカラーは「モーヴ」

トレンドカラーは毎年複数の色が発表されますが、2023年のインテリアのトレンドカラーとして注目されている色の一つが「モーヴ」です。では、モーヴとはどのような色なのでしょうか？

「モーヴ」とは？

モーヴは柔らかなパープルで、ピンクとバイオレットの中間的な色彩です。フランス語では「葵」を意味し、日本のJIS色彩規格では「つよい青みの紫」と表現されています。グラデーションがあり、ピンクが濃いと「モーヴピンク」、紫が濃いと「モーヴパープル」と呼ばれます。

モーヴは、日本ではインテリアに使う色としてポピュラーではないかもしれません。しかし、優しい印象の色であり人目を引くインパクトもあるので、実は部屋のベースカラーにも差し色にも適しています。

白やグレー、ブラウンと組み合わせると高級な雰囲気を醸し出します。また、イエローやライトグリーンと組み合わせると、メリハリの効いた華やかな空間を演出することができます。なお、印象が強い色なので、差し色で使う場合は部屋の10%以内に抑えるのがコツです。

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「モーヴ」が2023年のトレンドカラーとして注目された理由

モーヴに注目が集まった理由として、まずアースカラーであることがあげられます。モーヴは落ち着きと優しさが共存する色です。外の世界がストレスフルな昨今、自宅ではリラックスして過ごしたいという人々の思いを反映しているといえるでしょう。

また、モーヴの淡く深い色彩は、ベージュやグレーなどのアースカラーに比べて人々を飽きさせない魅力があります。西洋でも東洋でも昔から紫が高貴な人に好まれたことからわかるように、部屋に落ち着いた高級な雰囲気を出すこともできます。家で過ごす時間を大切にしたい人が増えたからこそ、深みを感じるモーヴに惹かれる人が増えているのでしょう。

2023年に注目されるモーヴ以外のカラー

2023年に注目を集めたモーヴ以外のカラーもご紹介します。

サバンナグリーン

サバンナグリーンは、グリーンとイエローのバランスが絶妙で明るすぎず暗すぎない印象を与える色です。ナチュラルさを感じさせる色であり、インテリアカラーとして用いると遊び心がありつつも洗練された雰囲気を演出できます。

ティラミス

ティラミスは温かみのあるブラウン系の色であり、空間に快適さと安心感を与えます。なじみのあるブラウン系の柔らかい色彩なので、誰しもが取り入れやすい色だといえるでしょう。木材や鉱物を連想させるため、部屋にナチュラルな雰囲気を出すことができます。

ラズベリー・ブラッシュ

ラズベリー・ブラッシュは、レッドとオレンジの中間的な色彩です。ベースカラーとなるラズベリーの赤色が印象的で、見る人に意外性を与えてくれる色です。

2023年に注目を集めるカラーの多くは優しさや安心感を与える色ですが、ラズベリー・ブラッシュはビビッドな色合いが特徴です。「気持ちを高めたい」「常にポジティブでいたい」という人なら是非用いたい色です。

2023年の素材のトレンド

2023年のインテリア素材のトレンドではオークやパイン、ウォールナットなどの「ナチュラル素材」が注目を集めています。ナチュラル素材のインテリアを用いると、部屋が温かみのある印象になります。豊かな自然を感じたい、思わず深呼吸したくなるような部屋を作りたい方には特におすすめです。

2023年のフォルムのトレンド

2023年は「曲線」や「丸みのあるデザイン」がフォルムのトレンドとなっています。曲線をいかしたテーブルやソファ、ベッドなどは、例えるなら繭（コクーン）をイメージさせるような温もりと安心感を醸し出します。

これまでトレンドだった直線的でエッジを強調したフォルムがモダンな印象なのに対し、曲線はナチュラルで優しい印象になります。これはインテリアのトレンドが、モダンからナチュラルへ変化していることを反映しているといえるでしょう。

トレンドを取り入れるポイント

ここでは、トレンドを取り入れるときのポイントをご紹介します。

 ポイント①：明るめで同系色のナチュラルカラー

トレンドカラーと組み合わせる色を、明るめで同系色のナチュラルカラーで統一することがポイントです。部屋全体がトレンドを感じさせ、色のトーンが揃っているため色数が多くてもチグハグな印象にならず、落ち着いた空間になります。

その上で、オレンジやブラウンなどの明るい色彩をアクセントカラーとして使うとよいでしょう。アクセントカラーを何色にするかで自分らしさを表現できます。

ポイント②： ナチュラル素材の雑貨や小物

ナチュラル素材の中でもラタン素材は、おしゃれ度を底上げしてくれる人気素材です。特にラタンを用いた「壁掛けミラー」は、部屋をハイセンスに見せる秀逸な小物なのでおすすめです。また、綿や麻などのファブリックも効果的なので、クッションなどを選ぶ際にもナチュラル素材を意識しましょう。

ポイント③：観葉植物やドライフラワー

観葉植物を置くと安らぎや優しさを表現できます。ただ、設置する場所選びがポイントになります。大きな観葉植物は、目を引きやすいフォーカルポイントに配置しましょう。小さな観葉植物が好みであれば、キッチンやテーブルに置くことで部屋全体の印象を変えることができます。

アクセントとして小さなドライフラワーを置くのもおすすめです。最近はシュガーパインやユーカリが人気となっています。

まとめ

2023年のインテリアのトレンドカラーとして「モーヴ」が注目されています。素材のトレンドは「ナチュラル素材」、フォルムのトレンドは「曲線や丸みのあるデザイン」です。これらに共通するのは優しさや温かさといったキーワードです。変化の激しい社会情勢の反動から、室内では落ち着いて過ごしたいという人々の思いが反映されているといえるでしょう。

インテリアのトレンドを見ると、今の時代に人々が部屋に何を求めているか？どのような空間で過ごすと快適か？が想像できます。自分の部屋のコーディネートでも、インテリアコーディネートを仕事にしている場合でも、トレンドにはぜひ敏感でありましょう。

トレンドを取り入れることで、おしゃれなだけでなくその時々により心地よく快適に過ごせる部屋に仕上がるはずです。

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採用インフォメーション

日本でも人気の北欧家具は、自然素材を活かす伝統を大事にしながらも、常にトレンドをバランスよく取り入れ進化してきました。自然の温もりを感じながらも、機能性やモダンな配色、デザイン性に優れており、世界中の人たちに愛されています。

北欧デンマーク家具を販売しているボーコンセプトでは、家具提案を通じて人々が豊かなライフスタイルを実現するお手伝いをしています。現在、ショップではお客様にインテリアのコーディネートを提案するセールスアソシエイト（SA）を募集中です。インテリアや小物が好きな方、北欧家具が好きな方、インテリア業界の仕事に興味がある方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。

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